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わが家はツーバーフォー

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「住」のスケール感を越え 感動を生む趣味&もてなしの邸宅

外観
▲「ミルクリーク マスターズ・パリス」を踏襲しデザインした。石積み建築を彷彿とさせる重厚な趣は、都会の邸宅街に調和し、時を重ねるごとに深い味わいをもたらす。建物は敷地にゆったりと配置し、前面だけでなくサイドにもゆとりを持たせ、「もてなし」を大切にして、メインとサブの2つのエントランスをプランニングした。
築80年の屋敷を建て替え、ふたたび住み継がれていく本物の住宅を実現

都会の風格ある街並みに、斬新な景観を創った邸宅の表情には、住まい手の理念と感性が映し出されています。

その邸宅は3代に渡り80年住み継がれてきた在来工法の屋敷を建て替え、ふたたび世代を超えて継承される住宅を、という家主の理念のもと完成しました。新居には、永く暮らし続けられる住宅性能が備えられるとともに、海外生活で培われた、日常を積極的に楽しむライフスタイルや感性が凝縮されています。

建て替えを考え始めた20年前からデザインの魅力に惹かれていたというご夫妻から依頼を受けたのは、(株)東急ホームズでした。同社の家づくりでは、永く住むほどに愛着が深まるデザイン力とともに、ツーバイフォー工法ならではの優れた耐震性、耐火性、耐久性、気密・断熱性を最大限に引き出す技術力が結集されます。長期優良住宅としての性能を有し、木製二重ガラス窓、二重壁により遮音性も確保されました。さらに太陽光発電システム、全館空調システムが採用され、快適性、環境性能も向上。全幅の信頼を寄せたご夫妻に応え、「本物の住宅」をつくりあげることができました。

 

趣味を楽しみゲストをもてなす。住まい手のパーソナリティが光る邸宅

「本物の住宅」は、趣味を楽しむライフスタイルが反映され、ゲストをもてなす品格が備えられて、さらに極められ、「住」のスケール感を超えた魅力を持っています。

この邸宅の住まい手はご夫妻とお子さん(大学生と高校生)の家族4人。音楽や映画を愛し、全員が楽器演奏に親しまれているご家族にとって、趣味を満喫する空間づくりが最優先されたのです。そこで、設計を託された大木さんは、1階はフォーマルスペース、2階はプライベートスペースと明確に分け、エントランスも2箇所に配置するプランを提案しました。ファサード中央のメイン玄関から音楽室、シアタールームへ。サイドに配したサブ玄関からキッチン、ダイニングへ。2つの動線を確保するとともに、プランの真ん中に配置したゲスト用サニタリーがコアとなる回遊動線により、各空間への行き来もスムーズ。フォーマルスペースとしての品位を重んじながら、生活空間としての機能性が追究されています。

2階のプライベートスペースへはキッチン内に設けられた階段を上がります。家族が憩うリビングや寝室、書斎、ミニキッチンが設けられ、そして多忙な日々を送られているご家族が望んだリラックス・リフレッシュ空間は、バス、シャワー、洗面スペースがワンルームとなった約3帖のパウダールームとして実現しました。

住まい手の感性、生き方、そしてそれを尊重し、表現する設計力が余すことなく発揮された、この邸宅は、同社の優秀デザイン賞に輝いています。

音楽室

▲1階のフォーマルスペースのメインとなる音楽室(17帖)。家族共通の趣味である楽器演奏を楽しむ。ソロやデュオ、ときには家族全員でピアノやチェロ、バイオリンを演奏したり、知人と音楽会を開いたり、長時間、音楽談義に花を咲かせることもあるという。遮音性を高めるとともに、天然木のフロアや格子型天井、グレー調の内装など、ハイグレードな雰囲気に仕上げている。

シアタールーム

▲ 音楽室に隣接する16帖大のシアタールーム。遮音性を高めることは必須であるため、遮音シートと遮音用断熱材を用いた二重壁とし、防音ドアを設置した。また、音が反響しないようにカーペットや厚手のカーテンが用いられている。壁一面の大きさがある大画面スクリーンはご主人が採寸して特注。映画・音楽鑑賞だけでなく、迫力満点のスポーツ観戦も楽しんでいる。

キッチン 階段
▲ ヌックを設けた約13帖大のキッチン。
家族のコミュニケーションスペースでもある。
▲ キッチン内に設置された階段。渦巻型の手すり柱、アーチ型の開口部、色調などが格調高い雰囲気を醸し出している。
テラス ダイニング
▲ ダイニング前のテラス。休日に、のんびりと食事をとることができる。キッチンからも出入りできるので、配膳・片付けもスムーズにできる。 ▲ ゲストを招いてのフォーマルな食事会にも対応できる広さと意匠が施されている。
バスルーム

▲ 約6帖大のパウダールームは、それぞれに扉があるバス、シャワースペースと、奥の袖壁の向こうにオープンの洗面スペースが並んで配されている。2階廊下からの入り口は洗面の前方にあり、写真右手前の引き戸はウォークインクロゼットに続く。正面奥は洗濯機・乾燥機が設置されたユーティリティ。扉にガラリがついているので、作動時に扉を閉めておくことが可能。

パウダールーム ドレッシングルーム
  ▲ ゲスト用のドレッシングルーム。奥にシャワールームがある。タイルの床、クロスとモザイクタイルの壁、天然木の収納扉や廻縁など材料は異なるが、ブラウン系の色調でまとめられ、シックな雰囲気になっている。
主寝室

▲ ブラウン系でカラーコーディネートされた落ち着いた雰囲気の主寝室。掃き出し窓の外には約4.5帖の大きなウッドデッキバルコニーが設けられている。ウォークインクロゼットが隣接されているので、室内をすっきりと保つことができる。

 

スタッフからのメッセージ

(株)東急ホームズ ミルクリーク事業本部
第一事業部 設計部 部長 大木紀彦さん

大木紀彦さん

「本物の住宅」は、住むことに喜びを感じ、何世代にもわたって暮らし継がれていく住まいです。単に長持ちすればよいということではありません。昔からある価値が踏襲され、受け継がれていく伝統を大切にし、同時に、今、新しく造ることの意義を込めて、家族の暮らしやすさ、豊かさにつながるような住まいを建てる。そうすることで、その住宅自体が伝統になっていく。それを表現、実現できることが、東急ホームズの強みです。

そんな住まいづくりに共感を持ち、伝統的な住宅様式に則ったデザインや品格、ゆとりある空間を望まれる方が、弊社の「ミルクリーク」を選んでくださっています。

私は、そうした今と将来を大事に思う気持ちに応えられるように、設計のプロとして要望を100%叶え、さらに20%加えたかたちのものを提案することが使命と考えています。そのためには、つねにトレンドに目を向け、情報をインプットするために、旅行や美術館・展示会へ出掛けたり、街のあちこちにあるアートやデザイン、利便性や機能性に注目したりと、実体験をとおして「触れる」「感じる」ことを大切にしています。プラス20%の提案がご家族の活力や喜び、希望になることを願って、日頃からアイデアという引き出しを増やすように心掛けています。

 

DATA
敷地面積/297.55m2(90.00坪)
1階床面積/125.74m2(38.04坪)
2階床面積/123.72m2(37.42坪)
延床面積/249.46m2(75.46坪)
設計・施工/(株)東急ホームズ
URL:http://www.tokyu-homes.co.jp/
TEL:03-3462-1166

 

(一社)日本ツーバイフォー建築協会会報誌「ツーバイフォー」転載記事

 

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