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わが家はツーバーフォー

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6家族が広い庭を共有し楽しい暮らしを満喫

写真:外観(昼)

▲コモンガーデンをレンガ仕上げの建物群が囲む整備された街並みは、まるで外国のよう。
右端に位置するT様邸は玄関の北側(左側)の納戸で隣家とつながっている

写真:外観(夜)
100年間の定期借地権を活用し、敷地を共有することでコモンガーデンを広く取り、住民のコミュニティを重視した「ガーデンヒル」は、2009年度の長期優良住宅先導的モデル事業の「まちなみ・住環境分野に係る提案」部門に採択された。
建物が丈夫で長持ちするだけではなく、住む人が自らの力で美しい住環境を長期にわたって維持するためのサスティナブルな仕組みが高く評価された。
6戸の住宅は3戸ずつ2棟に分かれている。景観を持続させるため、建て替えが容易にできないように、3戸をそれぞれ収納部分で接続。各住戸は基本的に注文住宅だが、アーキテクチャルガイドラインを設けて外観デザイン等に統一感をもたせている。
コモンガーデンには四季を感じられる植栽が施され、建物と植栽が歳月とともにますます成熟していく、サスティナブルな住環境を目指している。

「理想の家づくり」をめざした新しい試みに共感

T様邸が建つ「ガーデンヒル」は、新しいタイプの注文住宅プロジェクト。レンガ仕上げの6邸が広いコモンガーデンを囲み、ひとつの街を形成している。

海外での生活体験から、日本の家や街づくりに疑問を感じていたT様だが、このプロジェクトには大いに賛同。

「プロが指南して家を創り、『100年住み続けていくために資産価値の下がらない街づくりをめざす』という考え方が気に入りました。住人はみな、この考え方に共感して集まった人たちだけに思考も似ているし、子供たちの年齢も近く、話も合う。みんなでこの街を良くしていこうという想いが強くあります。そのために共通ルールを守っていくのは、むしろ楽しいことです」と語る。

ここには、美しい家と環境をつくり、それを維持・成熟させるために手を加え、メンテナンスをしながら時を重ねていくことで喜びを感じる「住みがい」を提供していくという家づくりのコンセプトが具現化されている。

T様はこうした考え方に共感され、お子さん2人共有の子供室を将来、2室にできるようにするなど間取りに可変性をもたせた。完成後はライトアップされた夜景がお気に入りとなり、「まるでこの一角だけが外国の街のよう。この美しさを維持し、大切に育て、価値が増す家にしていきたい」と語っている。

 

写真:テラスドア 写真:玄関 写真:玄関ドア
▲リビングのテラスドアを開けると目の前にコモンガーデンが。子供たちを遊ばせておいても安心 ▲玄関とホールの床はフラットに。玄関タイル、階段手すりなど上質な素材が随所に使われている ▲統一した景観をつくり出すため外観のテイストは共通させているが、玄関ドア上のキャノピーは各邸異なるデザインで個性をもたせている
写真:リビング
▲「LDKはできるだけ広く」という要望に応えて、開放感あふれる空間が実現。床は感触がよく、あたたかみのあるアメリカンオークのムク材
写真:キッチン
▲キッチンは、奥さまの要望で空間を遮る吊り戸棚は設けず、シンプルでオープンな空間に

写真:寝室 写真:階段
▲主寝室はシックなコーディネート。ベッド上部の小さな丸窓は「ガーデンヒル」の特徴 ▲木の質感がやさしい雰囲気の階段は、手すりを設けて人にやさしい設計に
写真:子供部屋
▲兄弟で仲良く過ごせる子供室。現在は広い空間を2人で共有しているが、将来は2室に分けることもできる
写真:洗面・脱衣所/トイレ 写真:通用口
▲地階の洗面・脱衣室とトイレは、収納部で軽く仕切ったアメリカンスタイル ▲ガレージからも直接出入りでき、雨の日や荷物の多い買い物帰りは便利

 

DATA
敷地面積/1097.93m2(332.10坪)×1/6
建築面積/66.32m2(20.06坪)
地階床面積/59.34m2(17.95坪)<ガレージ含む>
1階床面積/65.59m2(19.84坪)
2階床面積/60.07m2(18.17坪)
延床面積/185.00m2(55.96坪)
設計・施工/工藤建設株式会社 フローレンスガーデン事業部
URL:http://www.florence-garden.com

 

(一社)日本ツーバイフォー建築協会会報誌「ツーバイフォー」転載記事

 

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