bar

ホームわが家はツーバイフォー>特集 歳月を経たツーバイフォーを訪ねて

わが家はツーバーフォー
わが家はツーバイフォー

歳月を経たツーバイフォーを訪ねて

わが国にツーバイフォー工法が渡ってきたのは明治初期の頃。当時、ツーバイフォーの原形である工法で建てられた札幌の時計台は、 いまもなお美しい姿で訪れる人たちをあたたかく迎えている。時を経て昭和49年、ツーバイフォー工法は正式にオープン化。 全国各地にツーバイフォー住宅が誕生し、日本の住宅として定着した。そして現在、年輪を刻み続けるお住まいが数多く現存する。 ここにご紹介する5邸は、築20年〜30年を経たツーバイフォー住宅。いずれもご家族とともに成長を続け、味わいを深めている。

神奈川県U様邸/1976年7月竣工

東京都H様邸/1976年8月竣工

埼玉県T様邸/1976年8月竣工

東京都F様邸/1985年12月竣工

東京都H様邸/1986年1月竣工


神奈川県U様邸
お子さんが小学校へ入学するのを機に家づくりを計画されたU様ご夫妻。構造的にしっかりしていることと、アメリカナイズされたデザイン・間取りが気に入って、ツーバイフォー住宅を選ばれたという。おしゃれな外観はいまも当時の面影をとどめ、奥さまが丹精込めてつくり上げた庭が美しさを際立たせている。

ご夫妻はいま、趣味三昧の毎日。玄関脇の和室を洋室に変更し、グランドピアノを購入して、ご主人は念願だったジャズピアノの演奏に挑戦。すでにレパートリーは20曲を超えたという。奥さまのガラス彫刻はプロ並みの腕前で、室内の随所に彩りを添えている。

築30年を経て、唯一の心配は耐震性のこと。「建築当時から耐震基準が何度も変更されていたので、この夏、改めて調べてもらったら現在の厳しい基準もクリアするとのこと。これでひと安心。住み心地も満点だから建て替える気にならないし、あと30年はこのままいけるね!」とご主人は、わが家を礼賛される。

U様邸写真1 U様邸写真2 U様邸写真3
設計・施工/日本ホームズ(株) URL http://www.nippon-homes.co.jp/

 

前のページへ

ページの先頭へ

東京都H様邸

現在も外資系企業の日本代表を務められるH様。海外生活の長かったご夫妻の心をとらえたのは、当時としては珍しかった本格洋風のモデルハウスだった。

「セントラルヒーティングも気に入って決め、工法のことは後から知りました」とおっしゃるが、ご入居後はツーバイフォー住宅の堅牢さ、快適さを実感。15年前に外壁を一度塗り替え、後に給排水の配管を交換したが、あとはほとんど新築時のままだという。

「もちろん、多少の不具合はたまにでますが、電話をするとすぐに飛んできてくれるので助かります。だから、建て替えるなら同じ会社にお願いするつもり。でもそれはいつのことか…」と奥さまは、時の流れに磨かれて風格を増したお住まいに愛着ひとしおの様子であった。

H様邸写真1 H様邸写真2 H様邸写真3
設計・施工/日本ホームズ(株) URL http://www.nippon-homes.co.jp/

 

前のページへ

ページの先頭へ

埼玉県T様邸

ご夫妻が建て替えに着手されたのは、2人のお子さんが中学生の頃。これから教育費がかかる時期ということもあり「まったくその気がなかった」ご夫妻だが、ご近所では建て替えブーム。たまたま建て替えたお宅を訪ねて工務店の社長と知り合い、「うちもやろうか」ということに。「頭金もおぼつかない状況でしたが、資金繰りまでアドバイスしてもらい、何とか建て替えることができました」。それから今年で30年、ローンもすべて返済が完了。「あの時の出会いに感謝しています」とご夫妻は口を揃えておっしゃる。

「プランも必要な部屋数を伝えただけ、インテリアもすべてお任せでしたが、実に暮らしやすい家になりました。じゃまな柱がないから、ワンルームのLDKが広々として、5人家族がゆったりと過ごせました」と当時を振り返るご夫妻。「住む人間は古くなりましたが(笑)、建物はしっかりしているから、これからも安心です」と笑顔で語ってくださった。

埼玉県T様邸1 埼玉県T様邸2 埼玉県T様邸3
設計・施工/(有)種市工務店 URL http://www2s.biglobe.ne.jp/~mokkotsu/

 

前のページへ

ページの先頭へ

東京都F様邸

角地に建つF様邸は、どこから見ても堂々たる佇まい。「どうです、20年経った家とは思えないでしょう?」と、ご主人はいまでもこの外観が自慢の種。確かに外壁全体に張りめぐらしたタイルはひとつとして欠けることなく、新築時の美しさを保っている。その上、建物は完全分離の2世帯住宅。ご夫妻の生活ゾーンはガレージをビルトインした5層のスキップフロアで、屋上も物干し場に活用。「しかも、玄関は吹き抜け、廊下は広く階段もゆったり。約42坪の敷地を可能な限り有効に活かし、求める機能をすべて実現してくれました」と、ご主人は巧みな設計にも大満足の様子である。

ツーバイフォー工法に対しても「地震や火災に強く、信頼できる」ときっぱり。「迷っている人がいたら、わが家を見に連れていらっしゃい。この快適さだけは写真ではわからないからね」と、最後は最大の賛辞で締めくくってくださった。

東京都F様邸1 東京都F様邸2 東京都F様邸3
設計・施工/大成建設(株) URL http://www.homestyle.taisei.co.jp/

 

前のページへ

ページの先頭へ


東京都H様邸

緑濃い閑静な住宅地の中に佇むH様邸は、賃貸住宅を一体化した併用住宅。竣工後、定期的に手入れをされてきたお住まいには、歳月を重ねた家ならではのしっとりとした風情が漂う。

新築時、ご主人は小児科医として多忙な日々を過ごしておられ、計画は奥さまが一手に引き受けられた。工法にはこだわりはなかったといわれるが、結果として「ツーバイフォーにして大正解。夏涼しく冬暖かく、地震に強いので安心ですし、大量の蔵書を2階に納めてもビクともせず、びっくりしています」。

現在、ご主人は小学生時代からの趣味の油絵の制作がライフワークとなり、個展も開催。お住まいには著名な画家の作品とともにご主人の作品が飾られ、家中がギャラリーの趣。作品が増えるごとにお住まいも輝きを増しているようだ。

東京都H様邸1 東京都H様邸2 東京都H様邸3
設計・施工/三菱地所ホーム(株) URL http://www.mitsubishi-home.com/

 

(一社)日本ツーバイフォー建築協会会報誌「ツーバイフォー」転載記事

 

前のページへ

ページの先頭へ